本記事では、ソムリエ・ワインエキスパートの試験に出題されそうな問題をテスト形式でご紹介しています
(ページ下部に練習問題もついていますので、是非チャレンジしてみてください!)
ブログの他記事では、ソムリエ・ワインエキスパート試験の対策を目的とした形で、各ワイン産地などの解説をしています
ソムリエ資格の難易度は?
「ソムリエ」資格の過去7年(2015年~2022年)の合格率は、31.3%で難易度が高い資格試験です 「ワインエキスパート」の合格率が、平均して38%前後ですので、「ソムリエ」資格試験の合格率から考えると、合格するのが難しい資格試験といえるでしょう
ソムリエ試験の難易度をネットで検索すると、このような記事が出てきます…
筆者も、この記事に該当する期間にソムリエ資格を取得しましたが、決して難易度の高い資格だとは考えていません
筆者は完全独学で、勉強期間は半年程度でした
経験から、ソムリエ試験は確実に独学のみで突破可能と考えています
なぜソムリエ試験を受けようと思ったか?
筆者は受験した当時、都内のレストランに努めていました
客単価は6,000円~8,000円程度の中華料理で、通常のワインリストは、泡、白、赤の合計で15種類程度
少し高級ではありましたが、業態は中華で、オンリストのワインもそこまで豊富ではない環境の中での挑戦でした
なぜソムリエ試験を受けようかと思ったかというと、当時ソムリエをしていた上司がしているサービスを見て、「うわ!かっこいい~」と思ったからです
たまに聞く話ですが、「会社から受けに行けと言われた…」とか、「資格取得の補助が会社から出るから取りあえず…」などを耳にしますが、こう言ったモチベーションで臨むから受からないし、難しく感じるのだと思います
受験する理由は人それぞれあるかと思いますが、筆者が考えるのは、
- 「ソムリエのサービスを見て、かっこいい~、やってみたい」
- 「お客様とワインの話をしていて楽しい、もっと詳しくなりたい」
- 「自分がワインを飲んで美味しい、何でこんな味わいになるんだ?」
このような瞬間が過去にあった方は、スラスラ進んでいけると思います!
具体的な勉強方法は?
ソムリエ・ワインエキスパートの一次試験の出題は、例年120問前後です
多少の変動はありますが、配点の出題傾向は大きくは変わりません
合格ラインの正答率は60%程度と言われていますので、「ワイン概論」、「フランス」、「イタリア」この3つのテーマを完全に抑えるだけで、合格ラインの半分を達成する計算です
この傾向を知るだけで、勉強の力の入れ所を知ることが出来ると思います
フランスワイン 勉強の進め方
ソムリエ・ワインエキスパート試験において、例年フランスの範囲は最も多く出題されます
この範囲を抑えれば合格に向けて大きく前進したと言えるでしょう
また、フランスのワインルール(ワイン法など)が、ヨーロッパの他の国の基礎となっている場合が多いですので、まずフランスワインから勉強を進めることがポイントです
下図のように、主に8~10の地方に分けてみて、見ていきます
これはフランス以外のワイン産地にも共通ですが、地図上の位置で覚えることもポイントの一つです
これは何故かといいますと、地図上の位置がある程度分かるだけで、その土地の気候や、ブドウ品種、造られるワインのタイプなどをある程度想像することが出来るようになるからです
ボルドー地方
フランス南西、大西洋岸に位置するボルドー地方は、赤ワインの銘醸地として名高いワイン生産地です。 ピレネー山脈から流れるガロンヌ川、ドルドーニュ川が合流して大西洋に注ぐジロンド川の流域で集中的にブドウが栽培されています
ブルゴーニュ地方
赤・白ともフランスを代表する優れた品質のワインを生産することで、ボルドー地方と並び称される銘醸地です
ほとんどが単一品種のブドウからワインが造られるのが特徴です。
コート・デュ・ローヌ地方
「太陽のワイン」として親しまれている赤ワイン産地が、リヨン市の南を流れるローヌ川流域です。フランスの南に位置するので気温が高く、日照時間も長いため、糖度の高いブドウが収穫され、コクのあるワインの醸造を可能にしています
ロワール渓谷地方
フランス中央部から大西洋まで、多くの支流を従えて流れるフランス最長の河川、ロワール流域。穏やかな気候に恵まれているため、各地域の特色を生かしたワイン造りが行われています
プロヴァンス地方
マルセイユからニースに至る海岸沿いと、その内陸部で、コート・ダジュールの温暖な気候に恵まれた地域。2000年以上も前からワイン造りが行われていた歴史のある地域です
ラングドック・ルーシヨン地方
地中海沿岸に沿って、スペイン国境からペルピニャン、モンペリエ周辺までのブドウ生産地を指します
アルザス地方
フランス北東部のドイツ国境に近いストラスブールからスイスに近いミュールーズに至る南北に伸びる110kmのライン川に沿った丘陵斜面
シャンパーニュ地方
発泡性ワイン、シャンパーニュの故郷として知られるシャンパーニュ地方は、パリの北東約160kmに当たる地域を指します
これらの地方の地図をさらに拡大するイメージで、深堀ながら勉強を進めていきます☆
上記で説明をした、全産地をそれぞれのテーマに10分程度で纏めた解説動画を配信していますので、是非参考にしてみて下さい!
フランスワイン 問題集
それでは最後にフランスワインの問題にチャレンジして、理解を確認しましょう!
☆結局解けなきゃ受からない☆
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