ご覧いただき有難うございます!
You Tubeでソムリエ試験の対策動画を配信しているcyun吉(ちゅんきち)と申します。
「独学でソムリエ試験を突破」をテーマに、試験へチャレンジをされる方のお手伝いをさせて頂いてる者です。
2023年のソムリエ試験の対策動画として、約50本動画をアップさせて頂きました。
その中で、実際に受験された方から、多くのソムリエ試験の出題傾向をお伺いすることができました。
下記に、実際に頂いたコメント内容と、それに伴う筆者の見解や対策を記していきます。
受験は傾向と対策であることから、これらのコメントはかなり情報価値の高いものと判断し、これからソムリエ試験に備える皆様の一助となれば幸いです。
最終的に、それらギュッとまとめた内容は↓コチラの動画をご視聴下さい!
受験者コメント
【受験者コメント】
ワイン概論、イタリア、残糖量などは出ず、フランスはローヌだけでした。
その他はドイツ、アメリカ、アルゼンチンあたりが多く、テイスティング、サービスがその後に多かったです、、、 難しすぎてD判定でした。
もう一回受けれるので2回目に向けて頑張ります!
例年の傾向では、フランス、イタリア、スペイン、などのオールドワールドと呼ばれる範囲からの出題構成が約6割程度と言われていましたので、フランスがローヌだけだと言うのはかなり予想しにくい難易度だったと思います。
ワイン概論は例年出題構成は比較的大きいテーマですが、重箱の隅をつつくような細かい問題も2023年は多かったと聞いています。
因みに、受験はCBT方式で行われ期間内で2回の受験が可能です、この日程は出願時に候補を選択する為、1回目と2回目の受験日の間隔をなるべく開けた方が、1回目不合格の際にも対策が間に合いやすいです。希望が必ず通るわけではない気がしましたので、出願時点から戦いは始まっています。
A~Bの判定が合格ラインです。
【受験者コメント】
本格的に勉強し始めたのが6月末という絶望的状況なのであと数日詰め込んで一回目頑張ります! アメリカ捨て気味だったたから尚やばいです
アメリカの範囲で、カリフォルニア州はかなり突っ込んだ内容のものが出ていたようです。
カリフォルニアはもはや勉強し慣れていて当然の範囲で、オレゴン州、ニューヨーク州、ヴァージニア州、ワシントン州、この辺りもしっかりと対策する必要があります
但し、カリフォルニア州以外は、そこまで突っ込んだ対策は不要と考えています。
この辺りは、出ても数問だろうで流す方も多い範囲ですので、しっかりと対策意識が向いていたかどうかが重要です。
また、2023年ソムリエ一次試験の日程は7月20日~8月31日でした。
大きなワインスクールの開講時期を調べると、3月頃からスタートするようです。
勿論、スタート時点でのレベルは人それぞれですので一概には言えませんが、合計学習時間200時間程見て、年明けの1月頃から計画的にスタートさせるのが、スマートに合格を狙えるのではないかなと思います。
【受験者コメント】
所感として人気の問題集や試験対策アプリからの出題は1割といった体感です。
地図問題ではチリのマイポバレー、ドイツのミッテルライン、ボルドーのフロンサックが出題されました。
新世界は3番手くらいの立ち位置にある生産地、特にアメリカ、オーストラリアはかなりマイナーなところまでつつかれます。
日本茶、紅茶からは3問が出題 分類と特徴をしっかり押さえていないと太刀打ちできません。
全体的にフランス、イタリアでは重箱系、新世界ではマイナーな産地の出題が多く苦戦しました
個人的にはこの方のコメントが一番衝撃でした。
人気問題集や、試験対策アプリからの出題が1割程度で、一体どう対策すればいいのか…。
本当に近年のソムリエ試験のレベルは上がっているので、知識量にリスペクトです。
地図問題は3問~4問必ず出題されています。
ここがネックで、チリのマイポヴァレー、ボルドーフロンサック辺りが出されると、もはやどの範囲が地図上で出てもおかしくありません。
有名産地はしっかりと地図上で産地を記せるように対策することと、基本的に学習は地図上での位置を確認しながら進めること、A.O.C.を問われたら、そこの地図が頭の中で浮かぶくらいにしましょう。
日本茶、紅茶は「飲料概論」という新しいテーマに含まれる範囲です。
これまでは「酒類概論」というテーマでしたが、「酒類・飲料概論」というテーマになっています。
ということは…必ず1問2問は出題されます。
たかが数問ですが、教本の中でも2、3ページの範囲です。
気持ちの問題ではなく、この辺りの1点、2点のだけの範囲がソムリエ試験は多いですので、取りこぼしなく行うことが重要です。
今日一次試験一回目終わりました! 引くほど難しくてまさかのD判定….. 東欧諸国オーストラリアオーストリアが多くてその次がローヌアメリカ、数問が酒類概論と飲料概論(お茶)でした。
8月に二回目を受けるので死ぬ気で頑張ります
他の方のコメントでも多かったのが、「東欧州諸国が出すぎてヤバい…」
古の先輩たちが仰っていました、「フランス、イタリア、スペインだけしっかりやっておけば6割は取れる。あとは、カリフォルニアと、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、NZ、南アフリカの主要箇所抑えれば受かるよ。」
残念ですが、そんな時代は終わりました。
東欧州は、スイス、ルクセンブルク、スロヴェニア、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、モルドバ、グルジアなどです。
受験された方のコメントを多く見て、私なりの結論ですが、古の先輩たちのアドバイスに引っ掛かり、この範囲なめた人は全員落ちました。
客観的でないアドバイスは本当に罪深いです…。
ですが、上記の東欧州の範囲は、市販の参考書などでは大体2、3ページ程度のボリュームですので、そこまで突っ込んで出題できる内容がないことも事実ですので、主要な産地や、ブドウ品種、歴史的に重要な事などを捉えれば十分に対応が効いてくると思います。
また、オーストリアと、ハンガリーは、かなり突っ込んだのが出てきていますので強めに対策が必要です
【受験者コメント】
自分問題は4択と聞いていたのですが、パソコンでの地名書き問題と8択の中から2つの正答を選べという問題がありました。
オーソドックスな地名は名前を完全に覚えないといけなくなっています。
【受験者コメント】
昨日受けてきました。ボルドーで6個から2個選べ、この地域は何か打ち込みなさい。などありました。原価率などの計算方法なども出ました
【受験者コメント】
20日に受けてダメダメでした。
ワイン概論、飲料概論の別名を問えなど、旧世界が中心。
その他に地図問題でカタカナで答えよなど、出題方法が異なっていました。
古の先輩たちのアドバイスでもありました、フランス、イタリア、スペインなどのオールドワールド産地ですが、このレベルで出題されてくると思います。
因みに、こちらの方に確認したところ、記述はカタカナ入力だったようです。
これまで、記述問題はなかったのですが、必ず数問は出題されているようでした。
振返り
国内ワインの市場動向は右肩上がりで、日本ワインの世界での品質評価も上がっている為、当然ソムリエに要求されるレベルも上がっていきます。
(恐らくですが)こういった出題側の意図を考察すれば、従来通りではダメだと、もっと先手で対策が及んだかもしれません…。
2023年私の動画を参考にして頂いた方、至らない箇所も多々あり申し訳ありませんでした…。
しかし、確実にどういった傾向が今のソムリエ試験にあるのかを把握することができました。
この情報や経験を糧にして、2024年度のソムリエ試験対策の動画を引き続きYouTubeで配信しています。
全50パート配信予定です。
動画構成は10分前後で要点のみをサクサク解説していきます。
パートの後半では予測問題を作成して、試験に対応してきます。 (最新の教本情報をもとに予測問題を作成します)
必ず独学学習のみで、ソムリエ試験を突破できるコンテンツを皆さまにお届け致します。
ソムリエ試験の学習を通じて、学ぶことの楽しさを皆さまと共有していきたいです。
楽しいと思っていただくためには、目に見えた”結果”が必要だと思いますので、皆様の「合格」という”結果”にこだわります。
最後に
最後に上記でご紹介しきれなかったコメントを可能な限り列挙します。
先人の方の経験をもとに、皆様の今後の学習に役立てて頂けると幸いです。
【受験者コメント】
今回一念発起で受験しましたが、お陰様で、なんと合格しました。 おっしゃるように東ヨーロッパ、カナダやワシントン、ニューヨーク、など非主流の産地の問題が多く出題されて苦戦しました。 直前でcyun吉さんの東ヨーロッパが多く出題されるという情報を得られて幸運でした。 主流産地でも、かなり突っ込んだ出題が多く、問題集では9割は正答できていましたが、実際の試験では自信のある回答は半分くらいで、あとは選択切りをして3択2択にするのが精一杯でした。 選択肢も4っつから1択ではなく、多数の選択肢から2択というものや、地図から指定の産地をキーボードでカタカナ表記で回答せよという問題も出題されました。 正直今回は駄目かと覚悟しましたが、辛くも合格という感じでした。
【受験者コメント】
なんとか一次は合格することが出来ました。ありがとうございます。クリオ・エキストラクシオンで作られるワインは?という問題がありました。こちらの動画を見ていたので、甘口ワインと答えることが出来ました。スマラクトを答える問題もありました。助かりました。私の感想ではマニアックな問題が多かった印象です。オーストリア、スイスは見返しておく必要があると思います。紅茶の問題がありました。
1回目不合格でした。まさに、主流産地ではない国の問題が非常に多く全く歯が立たずでした。 とある講師さんは、主流産地の過去問・類問さえやってれば合格できるようなことを言っていたので信じた私がバカでした。主流産地は細かいマニアックな問題が多くなり、非主流産地も全て満遍なく勉強しないと無理だと感じました。 6択2選問題とか、地域名をカタカナで入力とかも2問ずつ出てきて、びっくりしました。 でも、1回経験できて良かったです。 今、2回目に向けて猛勉強中です。
お疲れ様です。 フランス8問 概論11問 イタリア7問 ハンガリー8問←これがやばい USA、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアあたりが5問ほどでした。 日本が2問ドイツに関しては1問とびっくりするほど傾向が変わってます。
ニッチな国の詳細な内容や、これまでメインだった層の国のサブリージョンを問われる問題が多いです。 今年は4択のみではなく、6択以上あるうち2つを選択させる問題。 また、回答をキーボードで打ち込む為名称を正しく認識していなければ解けない問題が出題されました。
おかげさまで、合格しました! 忘れないうちに
ローヌの北部 記述問題(サンジョセフ)
スペイン 記述問題(バレンシア)
ラインへッセン リープフラウミルヒ
オーストリア kabinett kmw17 waccau発足年2020
ルクセンブルク 優良畑
南部の産地 スペイン なになに州になになにD.O.P3問 岩の谷 リベラデルグアディーナ もう一問忘れてしまいました
メドック2問 マルゴーの4級 サンテステフ カナダ 東部30〜40年前の主流 ピーリーアイルランドはどこに属します
キーボードで入力する問題は、知人と同じものが出題されたので パターンはあまり多くないのかもしれないです
自信のあったブルゴーニュは一問しか出ず。泣 ボルドーは3問ほど出ました。 某サイトの対策模試では安定して8割取れてましたが、落ちました。 私はアメリカ、オーストラリアが多かった印象ですが、知人はアメリカ オーストラリアはほぼ出なかったとのことです。 後日2回目の試験があるので追い込みます!
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